2011年6月10日金曜日

核と原子力

村上春樹氏がスペインでスピーチを行い、日本人は「核に対する『ノー』を叫び続けるべきだった、と述べた。私はこのスピーチを映像や音声で効いていないので、本人が英語でスピーチしたか、日本語でやったかわからないが、おそらく英語でのNo Nukeといった言葉をつかったのではなかろうか?(あくまで自分の推測です)
日本は第五福竜丸がビキニ環礁で核実験に遭遇し被爆した事件(1954年)を期に核廃絶の世論が盛り上がり、原水爆禁止の動向が増し、現在に至っている。同じ頃、原子力の平和利用という提案が当事のアイゼンハワー大統領から提唱され、世界は原子力発電の復旧に邁進することとなる。
原子力と核の技術は根本的には同じ物。 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/hrsm1009.pdf
マスコミはなぜか、核といえば原水爆、原子力発電とは異なるもの、というようなイメージを植え付け、核廃絶と原子力はあたかも実態として違うもののように扱ってきた。マスコミによる巧みな言葉の操作である。英語でnukeといえば核も表すし、原子力の意味も含まれる。我々はマスコミの巧みな言葉の操作を注意深く読み解かなくてはいけない。

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