原発維持コスト、年1.2兆円 経産省が試算 :日本経済新聞 http://s.nikkei.com/16kxHi0
経産省がとうとう実態を公表した。なぜだろう?今までならこういう原子力村に不都合な情報は極力出さない、出してもなにかのついでにポロッと出てくるといったことが多かったはずだが。
1.2兆円とはどれくらいの金額だろう。
日本に人口がおよそ1億2千万としたら。老人、大人から子供まで一人頭10000円の出費である。電気代値上げで300円とか500円とかの値上げで大騒ぎしているけれどもそれを上回る金額である。
火力や水力はどうだろう。停止しているだけでこれほどのコストはかかるだろうか。
火力なら石炭火力を除けば廃棄物処理にはそれほどのコストがかからないと見られる。なにより、止まっている発電所を電気を膨大に費やして冷やす行為そのものが必要ない。
水力ならタービンの点検、不純物の掃除、劣化部品の交換など、それなりのコストかかるであろうが、水力はそもそも運転していると時も止まっているときほとんど燃料を消費しない。
水力発電ならダムの建設費、用地買収、水利にまつわる地元対策の費用など、原発のそれに比べれば微々たるものであろう。 なにより止まっている間はほとんど燃料を消費しない。しても原発のそれに比べれば微々たるものである。
ここ最近、メディアは貿易収支が赤字だと大騒ぎ。その要因は原発停止による天然ガスの輸入コストの増加が原因だそうであるが、その数字は3兆円から5億円程度。原発はなにもせずにただおいておくだけでその、その1/3から5/1もの膨大なコストを必要とする。貿易収支の赤字を解消するために原発の再稼働は必要だという事らしい。
はたしてこれで根本的な解決になっているだろうか。答えはそうではなかろう。
原発が安いといったのはどこの誰だか。 (いまでも一部のメディアはまだ原発が一番安いと報道しているが)
自分も含めて、原発のコストは安いのだと信じこまされ、40年以上も騙されてきた。
安倍政権は原発再稼働に一生懸命取り組んでいる、
民主党が、それが建前ではあろうが選挙の時に主張した2030年台原発ゼロも自民政権になってゼロベースに戻されてまった。
最近台湾である動画が評判になっている。
http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/others/pc0a1f7d46583f74868c5fb14e190b0bb
要点は、いま快楽的な生活を楽しんで後世にゴミを残すそうでないかという趣旨のCMである。
いま経済界が原発再稼働を叫んでいるのはここたかだか数年の決算に影響するからだけのことであって、30年先、50年先、いや100年先のことなどを考慮してるものとは到底思えない。経営者が自分の経営している間、会社の決算が悪くならなければいいのです。自分が引退するまで会社が安泰で儲けが出ればよい、そういった短期的なスパンでものを考えるからそういうことになる。
50年先、100年、いやもっと先に会社や国の仕組みがどうなっているかなど、今の国や大手企業の要職にある方たちにとってはどうでもいいことなのです。
今からでも遅くない。原子力からは足を洗いましょう。
これまで40年以上にわたって創りだしてきた放射性廃棄物は我々の世代でできるだけその放出をとめ、後世にできるだけ負担がかからない処理の仕方を考えなくてはなりません。ものすごく難しいテーマではありますが、創りだしてしまったものは簡単には消せないのです。
開けてしまったパンドラの箱の後処理は大変なのですよ。
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